【Adobeユーザー必見】最新MacBook M1チップの注意点
こんにちは!ブラック企業社員No.0031 マリーヌです。
先日、独立の第一歩としてMacBook proを購入しましたーーー!!(拍手)
大きな一歩。
しかし、このMacを購入するにあたり苦渋の選択を迫られました。
なぜなら『最新MacBookはまだAdobeソフトに対応してない』からです。
えええええええええ!?
ということで、今回は最新のMacBookについて書いていこうと思います。
特にAdobe IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトを使用している人は必見!
そして、ここからはIT用語出しまくりで頭痛くなると思うけど2回くらい読めば大体理解できます。笑
では、いってみよー!
- Apple製品の歴史と最新M1チップについて
- 決め手はネイティブアプリケーションの対応次第
- AdobeヘビーユーザーはまだIntelチップ搭載Macが無難
- MacBook AirユーザーならM1チップがおすすめ
- vs iPad Pro
- まとめ
Apple製品の歴史と最新M1チップについて
ここ数年はIT企業の製品が毎年リリースされ、新モデルやらアップデートやらでアワアワしてます。
そして昨年から話題になってるのが、2020年11月11日にApple社が発表した『M1チップ搭載のMacBook』だ。
えーーーーーとぉ……………………は?
ですよね。普通は。
ということでまずはApple製品を中心に、M1チップについて解説していきます。
そもそもチップとは?
デバイス設計をするシステム・オン・チップ(SoC)およびシステム・イン・パッケージ(SiP)というもので、設計に関わる心臓のようなものです。
Apple社では、iPhoneやiPadなどのスマートデバイスのチップは自社開発をしています。ところがPC部門のMacBookシリーズにおいては、Intel社開発のチップを搭載していました。
ゆえに、今までのMacBookはIntelチップ(コア)搭載と記載されています。
さらに、Apple社が開発しているチップは総称してApple Siliconと呼ばれ、シリーズがあります。
以下は余談ですが、こうやって各シリーズの為に開発されてきたんだなぁと思うと理解が深まります。
(ものすご〜く簡単にしています↓)
そして今回新しくリリースされたのがApple社開発のMシリーズ『M1チップ』です。
ARMについては後ほど説明します。
Intel社グッバイの理由
色々あるらしいのですが、アップグレードの遅さが原因だったようです。
自社開発すればコストも削減できますし、アップグレードもスムーズ。
人も会社も仕事が遅いとバンバン切られる時代ですね!!こわっ。
ARMアーキテクチャと最新MacBook
今回、なぜこんなにM1チップが騒がれているかというと、今までのアップグレードとはかなり違う点があるからです。
上記でチップの説明をしましたが、Apple SiliconシリーズはARMアーキテクチャをベースにしています。
ARM?
うん。もうやめてって感じだよね。わかる。
でももう少しだけお付き合いください!
つまり、心臓であるチップに組み込まれている機能の1つです。
心臓を動かす神経ってところでしょうか。
この子の特徴はとにかく低燃費。少ない消費電力で動きます。
ただし、その分複雑なことはできないアレな子です。
この特性を活かして、複雑さより低燃費重視であるスマートデバイスのチップに組み込まれていたんですね。
しかし!
最近ではこのARMアーキテクチャの性能がどんどん上がっていき、今ではIntelチップのMacBook Airより最新のiPadの方が性能が良いとのことです。
そういう理由もあり、Apple社がMacBookに搭載できるARMベースのM1チップの自社開発に踏み切ったのです。(他にも理由はあると思います。)
決め手はネイティブアプリケーションの対応次第
わかる。なんだよネイティブアプリケーションって。
説明します。
これは特定の機種やOS上で使えるアプリケーションのことです。
最近だとClub HouseはiPhoneで使えるけどアンドロイドじゃ使えないといった不具合は、この機能が原因だったんですよ。
逆に、非ネイティブアプリケーションというものがあり、これはアプリとしては使用できないけど、WEBブラウザ上で使用できるアプリケーションです。
zoomやGドライブはアプリをDLしなくてもWEB上で使えますよね。これです。
ということで、Adobeソフトは2021年3月時点で、M1チップ搭載のMacBookではネイティブアプリケーション対応していません!!
いやあぁぁぁぁぁぁ
Intelチップ搭載のMacBook Pro↓
AdobeヘビーユーザーはまだIntelチップ搭載Macが無難
やっと本題の説明ができる!!笑
最新のMacBookに正直ワクワクしていたのですが、Adobeソフトが使えないとなると話は別。
だって、独立したら毎日Illustrator使うよ??
力作のデザインが保存できませんでした〜とか床に叩きつけるレベルだよ。
想像しただけで寒気がした。
よって、購入してすぐにでもAdobeソフトを使用する場合、まだIntel版が無難です。
おすすめというよりは無難。
この先確実にAdobeもその他ソフトもM1チップに対応したアプリケーションを開発すると思います。
Adobeはすでに明言してます。
ただし!
「いつリリースできるかは分かんないけどね!」というスタンスなんです。
これが、2021年中に!!だったらM1チップ検討するんですが、いつか分からんものを待っていられるほど仕事は甘くない。
よって今回はIntelチップ搭載の13inch MacBook Proを購入したわけです。
MacBook AirユーザーならM1チップがおすすめ
上記のように、
って人は間違いなくM1チップ搭載のMacBook Airがおすすめ。
重量もProに比べるとAirはとにかく軽いし。
これからますますARMアーキテクチャの導入でスマホとの互換性もよくなるでしょうし、何より消費電力が少ないのでノマドワーカースタイルには大変お勧めになると思います。
また、非ネイティブアプリケーションでしたら全く不具合がないと検証されているブログも複数見つけたので、ゴリゴリのデザインソフトを使わない限りは問題なく使用できそうです。
ぜひご検討あり。
MacBook Pro M1チップ搭載 13inch↓
vs iPad Pro
ですよね。こうなったらiPad ProもほとんどPCレベルで作業ができますよね。
簡易のキーボードを接続しちゃえば立派なPCです。
結論は、もう好みとしか言いようがありません。
最近はお絵かきソフトも充実しているiPad Proが人気でApple Pencilでイラストを描いている人も多いです。
これはちょっと使い心地を確認したい・・・・・。
ただ、個人的には、PC業務はまだPCで行いたい派です。
外付けのキーボードって、キーを叩いた時の感触が気持ちよくないんだもん!笑
まとめ
デザインや動画編集業務が主の方には、まだM1チップ搭載の最新MacBookはリスクが高いと言えます。
これから購入を考えている人は要検討です。
嬉しいお知らせとしては、Lightroomは既にM1チップ対応ずみ。
Photoshopのみ2021年中にM1チップ対応のソフトをリリース予定とのことです!!
私はIllustratorを使うことの方が多いので無理だぁ!!
まだ仕事として使用するのは怖いなぁ。Adobeさん!!頑張って!!
とにかくApple社はこの界隈をかき乱すのがお得意ですね。
いえ、Apple製品大好きです。これからも使います。
以上、ご拝読ありがとうございました!
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