【アラサー女子の苦悩】仕事を辞める本当の理由
このままで本当に良いのだろうか。
あと1ヶ月で30歳という大台に乗ってしまう悩み多きアラサー女子。
毎日ろくに挨拶もしてこないおじさまたちの機嫌をとり、ちょっと酷いこと言われてもニコニコ流し、言われた事以上の仕事を還元する。
時刻は21:00を迎えようとするオフィスにて。
これで…いいのか!?
悶々とした日々に終止符を打つべく
………………私は仕事を辞める!!
この腐敗した無味乾燥かつ一期一会の真逆を行くブラック企業を辞める!!
という怒りをリアルでぶちまける事はできないのでここに書き散らす。
円満退社万歳(チキン)
給料が上がっているようで上がらないミラクル
私は23〜25歳まで海外でボランティアをしていた。
帰国後に興味があった広告業界へ無事入社。
そう。中途入社が難関である広告業界に何のスキルもなく未経験で入ってしまったのだ。
そこまでは良い。
たしかに最初は未経験の初心者でアワアワする日々だった。
だがしかし、4年も経てばそれなりに仕事は覚えるしこなせるようになる。
加えて見積り、予算、利益を知ってしまう。
あれぇ?私への還元ってこんなもんなの?
そして毎年恒例の社長面談で給料アップの報告。
しかし気付くのだ。
たった2万月給が上がったところで、毎年少しずつ上がる年収に対して少しずつ上がる所得税による相殺感。
あれぇ?手取り変わってなくね?
謎の年功序列
仕事は信頼関係で成り立っていると言っても過言ではない。
誰だってビジネスでお金が絡むなら、胡散臭いやつより長年気心の知れたやつが良いに決まってる。
でもさ、だからってさ、立ち上げの時から携わってるとはいえ、毎日定時上がりで昼間はネットサーフィンしている事務のおばちゃんより私の給料は低いんか?
マジでか?
私、5年働いてるけどまだ胡散臭いかな?
年功序列は早急に社会から排除するべし。
え、今年はボーナスも出ない?
誰か一緒にストライキしよう。
テレワークに対応できない上層部
これは大手の会社ほどあったのではないだろうか。
こんなご時世にも関わらず、テレワークに対応できないマネージャー陣営とのせめぎ合い。
彼らの言い分はこうだ。
①ミーティングソフトのインストールが面倒
②インストールできても資料共有方法が分からない ←調べろ。すぐ分かる。
③そもそも資料は印刷派 ←まじか
④家にWi-Fiない奴がいる ←まじか
⑤大事な話中に電波が途切れる ←誰のせいでもない
よって「明日、会社集合!」という恐ろしい悪循環。苦笑
挙げ句の果てには、テレワーク中の社員に「引きこもりすぎて頭おかしくなってんじゃねーか!?家から出ろ!」と怒鳴り散らす始末・・・。
この社員は以降、ほぼ毎日出社していた。
女はどーせ辞めるという陰口
陰口というのは、なんだかんだで己にブーメランする。
ある時、多くの協力会社が一同に集まるミーティングがあった。
その際に経営者のおじさまたちが談笑しながら何気なく話していた話題、
「女の子は結婚したり子供産んだりでどうせやめるから期待しない」
と宣った我が経営陣。
私はその場にいなかったが、周り巡って伝わってきた。
陰口ってのはどこかから伝わるもんですよ。
この発言について、日本では日本国憲法第19条で思想及び良心の自由として保障されていることも踏まえ、考えること・思想自体は自由だと私は思っている。
ついでに筋力差で女性が男性に敵うこともない。
逆に子供を産むことができるのも女性だけだ。
性差は必ずある。
ただしその思想を立場ある人が「言葉にする」ということは、正直今の時代を生きていくにはセンスがない。
確かに経営者にとって従業員が辞めることは負担が大きい。
しかし、そこに信頼関係があれば、性別関係なく従業員は経営者に応えようとするもんだ。
事実、女性に対する福利厚生を整えている会社には、たとえ結婚しようが出産しようが戻ってくる女性が多い(らしい)。
悲しいが弊社は経営陣の考え方が凝り固まっているため、女性に対する変化を望むのは難しいという結論。
どうせ言うなら、センスのある発言をお願いしたい。
「自由と自己責任」「安定と拘束」の天秤
上記を踏まえ、もうこれは安定とか言ってる場合じゃない。
たぶんもう続けちゃいけないヤツ。
という警報は少し前から気づいていた。
安定なんてものは儚いし、現にコロナにより散っていった。
幸い、現代はネットという繋がりがある。
うまく利用すれば縦横無尽に仕事を貰えたり、依頼できる時代だ。
ここに性別の差はなく、強いていうならスキル&知識の差があるくらい。
潮時だ。
もう己の始末は己でする時期だ。
アラサーだし。
安定による拘束で時間を奪われる毎日に終止符を打つ。
自己責任伴う自由の場でパフォーマンスを最大限に発揮しよう!!
そう考えると、ブラック企業でがむしゃらに働いた意味もあったもんだ。
まとめ
はーすっきりした。笑
アラサー女子はとにかく変化の嵐に巻き込まれて心身共に疲弊しがち。
恋愛の終盤戦、結婚、妊活、出産、キャリアアップか一時リタイアか・・・?
考えることが盛りだくさんで爆発しそう!
私の場合、そんな時のコロナウイルス襲来だった。
これが思いの外私を冷静にさせてしまった。
そうだ!!シンプルに考えよう!!
心身含めた『断捨離をしよう!!』という考えに至る。
結果、私にとって自分史上最大の断捨離が『雇われの仕事』だった。
もちろん安定を捨てるからには、自分に責任を持つ!
その上で自分らしく仕事をしていこう。苦しいだけが仕事じゃない。
アラサー女子こそ、自分らしく、強く、美しく、社会を生きていこう!!
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