脱・雇われ。退職決意〜転職までの心得とは?業界別転職エージェントもご紹介
現役ブラック企業でバリバリ働いています、マリーヌです。こんばんは。
『転職』あるいは『退職』は誰もが一度は考えたことのあるキーワードだと思います。
転職を決意するということは一大事。
たとえ円満退社であってもよほどの理由がない限り伝え辛いもの。
そこで今回は転職までに考えておくことや、会社へ切り出すタイミングなどをご紹介します。
とはいえ、この記事では転職を全面的に後押しするための記事ではありません。
立ち止まる時間も必要だからです。
それでも転職に踏み切る方、同志です!
職種別のおすすめ転職サイトもまとめてご紹介!
ではいってみよー!
転職を決意する前に
まずは本当に転職をしてしまって良いのか、自分と冷静に向き合い、立ち止まる時間は必ず取ろう。転職を決意した本当の理由は・・・??
辞める理由と向き合う
転職を考える理由は人それぞれ。
多くの転職理由は人間関係。
ついで給料面や福利厚生など待遇面への不満。
そしてブラック企業あるあるである、「労働基準法?んなもん守ってる会社あるわけないだろ(いやあるだろ)」といったワークバランスガッタガタ、鬼畜な労働環境への不満など。
まずは自分はどんな理由で辞めたいのか向き合おう。
こんな理由なら考え直そう
もし辞めたい理由が
「自分の思い通りにならないから」
「思っていたのと違ったから」
だとしたら、本当に辞めるのかもう一度考えてみよう。
まず、20代で自分の思い通りに仕事ができる人は、20代でメジャーリーガーに行っちゃう人並みに少ない。
自分の思い通りにいかないから、どうするのか。
どうやれば自分の思い通りになるのか、それを考えるのが20代の仕事。
また、知り合いの協力会社に「広告代理店」という響きだけに憧れて入社してきた方がいた。
確かに、広告代理店に勤めていると
『お洒落!華やか!格好いい!』
と思われがち。
しかしその実状は・・・ものすご〜く地味な作業が殆ど。
毎日PCと向き合い、資料をまとめ、クライアントや協力会社と調整を重ね、華やかなのはほんの一瞬で散っていく。笑
案の定、彼は「思ってたのと違う」という理由で辞めてしまった。
これらの理由は、そもそも仕事という土俵にさえ立っていない。
「できない」ではなく、「できるようになるにはどうするか」「理想に近づくためにはどうするか」まずはここと向き合わないと次のステップにいくのは難しい。
厳しいが、このような理由の場合、他人ではなく自分自身に変わる必要性がある。
理想を周りのせいにしないこと。
本気で退職・転職するべき理由
さて、前述のように自分自身が改善していけば仕事環境が変わるような理由では、退職を再考しても良い。
しかし自分自身ではどうしようも無い場合もある。
例えばパワハラ、セクハラ、社内いじめにこわ〜い御局様。
こういったケースは無理に耐える必要は無い。
パワハラに耐えたところでお給料は上がらないから。笑
また、こういった悲しい理由だけではなく前向きな退職もある。
例えば自分のステップアップのため、フリーランスになるため、ワークバランスを見直すため、挑戦したい業界・職種があるなど。
このような場合も前向きに転職を考えよう。
一度きりの人生、どこに時間を使うか選択できる権利が我々にはある!!(社畜には考え直す時間がない!)
きっと次なるステージが待っている。
転職へのイメージ
一応現在の「転職」についてのイメージも考えておこう。
現在、終身雇用制度も無くなった会社に身を捧げても、昭和時代ほどのメリットは皆無。
私も含め、若者の会社への固執はものすごく薄れている。
反対に、40後半〜50歳以上の年代はまだまだ会社への執着がある。
彼らにとって「退職するやつ=負け犬」のイメージだ。
この辺が会社の重鎮を担ってるんだ。そりゃー揉める。
ところがここ数十年で一気に欧米スタイルが浸透。「転職=キャリアアップ」という考え方だ。
キャリアアップ転職の良いところは、次の組織で得られるスキルや知識に加え、前職の良い部分を提案できるという二重のメリットがある。
ある程度のレベルからスタートができるので、人間関係の構築さえできてしまえば頼もしい存在として頼られる。
もちろん、バイト感覚でコロコロ転職するのは良くないが、転職は決して悪いことではなく、自分自身のスキルアップにもなる。
ただし!!
転職に対する理解は年代が上に行くほど難しくなることを心しておこう。
退職宣言までに準備すること
覚悟を持とう
退職宣言時に何より大切なのは「覚悟」。
会社から辞めないよう交渉に持ち込まれる可能性もあるが、一度「辞める」と行ったからには意志を貫こう。
もし交渉に応じてしまえば、社内での立場も苦しくなり、信用もなくなるので注意。
伝えるタイミング
各会社の就業規則によってまちまちだが、辞める日から逆算して1〜3ヶ月前が基本。
本気で考えている人は、入社時にもらったはずである就業規則が書かれた書類を掘り出しておこう。
きっと埃まみれになっている。
できれば信頼できる上司に相談
もし信頼できる上司がいるなら相談してみるのも吉。
特に転職経験のある上司なら自分の経験も踏まえてアドバイスしてくれる。
口が固くて他言無用な人を選べば、今後のトラブルもなく協力してもらえる!
退職願を用意
退職願は最後に会社に提出する意思と決意。
しっかり丁寧に書こう。書き方はマイナビさんで詳しく書かれているので、テンプレート含めチェックしておこう。
ブラック企業ではこれをお守りがわりに持っている人も・・・笑
転職活動
転職活動は退職を決意してからほぼ同時に動かなくてはならないものの1つ。
この両方のタイミングを組み合わせてこその退職であり、転職。
そして同じ業界で働くのか、全く別の業界に飛び込むのかによって大きく変わるが、転職エージェントに登録しておいて損はない。
まずは転職サイトへ登録し、給料・就業時間・福利厚生などをざっくり見てみるのも良いでしょう。
おすすめの転職エージェント(職種別)
転職エージェントに登録する前に、ミイダスへの登録もオススメ!
こちらは今までの職務経歴やスキル、給与形態からオススメの企業を見いだしてくれる転職アプリ。
最初の登録事項は割と長いので時間がある人は情報登録しておくと良いかも。
(登録後は割と頻繁にメールが来るので不要な人はメルマガ解除しよう)
転職エージェントは1社に絞らず、最低3社は登録しておこう。
おすすめはオールマイティで求人が多い大手1社、合わせて自分の業界に特化したエージェントを複数。
●オールマイティ転職エージェント
<リクルート エージェント>
転職エージェント業界最大手で求人数NO.1。
転職先が決定後も、円満退社へのアドバイスまで行うなど丁寧な対応が魅力。
<doda>
リクルートに次ぐ業界大手の転職エージェント。
dodaは都心だけでなく地方の求人も豊富にそろえて、担当者の当たりハズレが少ないと評判。非公開求人もあり。
●クリエイティブ系
<マスメディアン>
広告業界の転職といえばマスメディアン。業界経験者向けだが、広告代理店の紹介だけでなくインハウスデザイナーの案件も紹介してくれる。
筆者もこちらのエージェントさんを利用して広告業界に入社!
<マイナビ クリエイター>
未経験者に厳しいクリエイティブ業界の転職だが、マイナビクリエイターは業界未経験者でも転職サポートをしてくれる。ポートフォリオの作り方から講座を行なってくれるなど初心者に優しい。
●IT・エンジニア系
<レバテック キャリア>
エンジニアの転職なら絶対登録しておいたほうが良く、数あるエンジニア向け転職サイトの中で最もエンジニアに特化している。業界経験者むけ。
<マイナビジョブ 20's Tech Career>
20〜30代のエンジニアに人気を誇る転職サイト。コテコテのベテランでは無いが、これからもっとキャリアを積んでいきますよ!っていう人におすすめ。
●飲食系
<フーズラボ>
こちらは首都圏に強い飲食業界特化型の転職エージェント。ブラックが多い飲食業の中、多くの優良企業をそろえていて、面接対策までサポートしてくれる。
<クックビズ>
何と言っても全国〜海外にまで求人を紹介する範囲の広さが魅力的。
スカウト制度もあるので登録しておいて損はないでしょう。
●看護師・助産師・薬剤師・介護士系
<看護のお仕事>
看護師・助産師向けの特化型転職エージェント。
登録&ヒヤリング後はLINEで求人が届くなどお手軽感も抜群。忙しい医療業界に従事する人の転職にとって良心的。
<薬剤師転職ドットコム>
母体はメディウェルという医療業界最大のキャリア支援とコンサル実績を誇る会社。薬剤師専門の信頼できる転職エージェント。
<ジョブメドレー 介護職/ヘルパー>
全国の求人を検索できる介護職・ヘルパー特化型転職エージェント。
LINEで相談もでき、スピード返信案件なども取り揃えているので早急な転職が必要な人にもありがたいサイト。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今、転職を考えているあなたが、悲しい気持ちで考えているのか、それとも期待に胸を膨らませているのか分かりませんが、環境を変えるということは勇気が必要だということに違いはありません。
その決意の一歩を大事にしましょう。
筆者自身も頑張ります。
次回は、退職時に必要な書類や住民税などの支払い方法をまとめます。
それでは、ここまでのご拝読ありがとうございました。
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